肛門鏡

Introduction

医療器具の前項ではクスコ(膣鏡)を紹介しましたので、
今回は同じ機構、目的のものとして肛門鏡を取り上げてみましょう。

クスコは簡単に言えば「膣腔を押し拡げる道具」でしたね。
となれば肛門鏡も同じく「肛門を押し拡げる道具」です。
肛門はそもそも直腸の開口部(排出口)として存在するので、
肛門鏡を使用すれば必然的に直腸を覗くことが出来るワケです。

まぁフツーに考えたら「直腸見てみたい!」とはなりませんよね、やっぱり。
ただ、SMの場合「見たいかどうか」じゃなくて「見られたくない」を見る事に意味があるんです。

恐らく究極の辱めに近い視姦

…ですからね、肛門の奥を覗かれるのは。
(実際見てみるとビックリするほど肉感的なピンク色でキレイなんですけどね)←余談。

そういう訳で今回は肛門鏡のご紹介を致しましょう。

(参考画像1:SMの場合、アナル拡張の道具として使われることも多いですね。)

commentary

そもそもアナルというのは単純に排泄器官で、まずフツーであれば他者に触れられたり弄られたりしたくない部位ですよね、やっぱり。
しかも「排泄=汚」のイメージがありますので、自らに汚い印象を持たれたくないと思う人ほどアナルは敬遠してしまう傾向があるのかなぁ、なんて。

SMとスカトロジーは似て非なる世界なのですが、そこを性奴隷に理解させるのは毎回手間がかかりますね…。
アナルにおけるSMの対象は「排泄器官(生殖器官でない部位)を使って性的興奮を煽る」という行為であって、排泄物そのものに興味はないんです。

この肛門鏡は直腸を覗く器具なので使い方としてはSMにもスカトロジーにも応用が利くのですが、SMに関して言えば「直腸はこの際どうでもいい」です。
アナルの中まで覗いている(=覗かれている)んだ、という辱めの性的興奮を作用させる道具なんだと思って下さい。

もちろん精神的な責めだけでなく、プレイに実用的な使い方も出来ます。
肛門鏡の機構はほぼクスコと同じですので「クスコ(膣鏡)」のページも参照して頂けるとよろしいかと思います。

クスコとの差は主にサイズや形状でしょうか。
アナルを構成している肛門括約筋は膣括約筋よりも締め付ける力が強く、
挿入を前提としていない器官でもあるのでクスコのような大きさだと使用が困難な上、肛門を傷つけてしまう危険も伴います。
なので肛門鏡は挿入しやすいように嘴部(挿入部位)は細い筒状になっていて、太さや突起は一切ありません。
挿入後に器具を開口してもクスコほど大きく開かないんです。
ただ、そうはいっても肛門括約筋は本来屈強な門番ですから、その門番に手を煩うことなく肛門を拡げることが出来るだけでも頼もしいではありませんか。

その「肛門を拡げる」という機能を利用してアナル拡張の初期的道具として活用するのも使い方の1つです。
大きく開きすぎないというのは安全面でも安心できますし、無段階で徐々に開口していけるので被虐者の経験に合わせられるのも都合がいいです。

(参考画像2:ポッカリと開いたアナル。さて何を施してやろうか…と加虐心が躍る瞬間です。)

更に上級の使い方としては異物挿入やローション・薬液・と精液etc…の液体注入とセットで使うとか、もっと上級になると蝋燭責めなんてのもありますが・・・それはまだまだ先のオハナシ。

あっ、最後になっちゃいましたが、肛門鏡の使用には必ず潤滑ゼリーやローションを併せて使って下さいね。
無理に挿入してはいけませんよ、当たり前ですが。

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三弁式メタル肛門鏡(画像提供:NLS)

これは私が愛用しているのと同じ三弁式の肛門鏡です。
通常の肛門鏡は参考画像1と2で使われているように嘴部(挿入部位)が2枚なんですね。
なので開口していくと上下ないし左右に引っ張るように開くので丸く拡がらないんです。
三弁式は嘴部が3枚あるので通常の肛門鏡よりも丸く開いていく仕組みでして、
この方がより大きくアナルを開口させる事が出来るのです。
挿入・開口した姿も三弁式の方がより卑猥ですしねっ。
ビジュアルも大事、うん。

NLS -1Night Love Story-

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