アナルスティック

Introduction

アナルプレイ用の道具、最近になって急に豊富になってきましたね。

ほんの数年前は「肛門を性戯の対象にするなんてヘンタイ!!」っていうのが一般的で、
アナルプレイはSMにおいても決して「ソフトSM」なんかではなかったと思います。
それが今では「アナルセックス」として一般に認知され始めているというのですからナンとも。
これに比例してアナルグッズも随分と豊富に、そして進化してきました。
より簡単に快楽を得られるように工夫されたグッズも開発されています。

それでもSMにおいてアナルプレイは古典的な調教の1つですから、
定番のアナルグッズさえ用意できれば幾らでも応用が利きます。

今回紹介するアナルスティックも定番中の定番、アナル調教の基本道具です。
見ればきっと「あー、コレね!」となるハズ。
使い方は下記の解説に続きます。

(参考画像1:初めてのアナル責めには最適な道具ですね。)

commentary

まずは予備知識として、アナルプレイの本質は大きく分けて2つあります。
1つは①快楽、もう1つは②拡張です。

①快楽
快楽は肛門括約筋付近を走る神経に刺激を与える事で快楽を引き出します。
では何で快楽になるのかというと…?

アナルというのは当然ながら排泄器官です。
排泄行為は体内から不要なものや毒素を排出するという人体にとって重要な行為なので、
人体は排泄時に快感を覚えるようプログラムされています(身に覚え、ありませんか?)。
その「排泄快感システム」を利用して、更に神経に刺激を与える事で快楽になるのです。
直腸内から快楽を生み出す事もできるのですが、それはアナルバイブの回でご紹介しましょうね。

②拡張
一般的にアナル拡張の最終目的はアナルセックスである場合がほとんどです。
拡張しなくてもペニスの挿入は不可能ではないですが、
挿入される側はただひたすら痛いだけな上に肛門括約筋が損傷する危険があります。
ペニスは個人差があるとはいえ指よりは確実に太いものなので、
指が入ったからOK、とはいかないんですよ。

さて、では本題のアナルスティックに移りましょう。

アナルスティックはアナルプレイにおける初歩的な道具です。
快楽と拡張、どちらにも使える基本中の基本と言っていいくらい。

形状は主にモコモコした凹凸をしっかりと付けたものが多く、
これは挿入時よりも引き抜く際に強く刺激を与えます。
樹脂製のものが多いのは挿入時の抵抗を和らげる為ですが、
直腸壁を傷つけないようソフトな素材であるメリットもあります。

太さはマーブルスティックの場合どのメーカーでも「大小」か「大中小」のセットになっていますが、
大と小の差はそこまでありません。
一番太くて親指サイズですが、爪がないので挿入には指より断然向いています。
拡張目的であれば初期段階での使用という事になりますね。

(参考画像2:拡張していけばディルド型のアナルスティックも挿入可能。)

上に貼り付けた画像のように、ディルド型アナルスティックもあります。
太さがそれなりにあるので膣用と大差ないですが、
アナル専用のものは膣用よりやや細めで凹凸の変化が大きいのが特徴でしょう。
拡張を進めていく上では必要になると思いますが、
アナルセックスが目的で拡張をしていくのであれば不要かもしれません。
そういう意味でディルド型アナルスティックは調教専門道具と言えるかもしれません。

■グッズ購入(NLS商品詳細ページにリンクします)

マーブルキャンディーセット(画像提供:NLS)

もうアナルスティックといえばコレってヤツですね。
アナルプレイの第一歩として最適です。
ローションは必ずつけましょうね☆

おじゃマン棒(画像提供:NLS)

一方、コチラはディルド型アナルスティック。
大きなモコモコの凹凸がよりハッキリと刺激を与えてくれます。
私はある程度調教が進んだらコレ、って感じで使用しています。

アナルプレイの醍醐味はというと、
生殖行為から逸脱した快楽的性戯という「禁忌さ」であったり、
排泄器官に異物を挿入し弄ぶという「背徳さ」であろうかと思います。
心的高揚が不可欠なプレイなので、それを楽しめるだけの余裕をもってプレイして下さい。
SMにおけるアナル調教はその余裕を性奴隷に持たせる事がコツなんですよー。
心的陶酔って大事なんですよ、ホント。

NLS -1Night Love Story-

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