クスコ(膣鏡)

Introduction

医療機器なのにアダルトグッズとしても活用されているものって結構あったりするんです。
電マなんかはもう医療の印象など皆無ですが。
今回解説するクスコもAV業界では結構重宝されている道具でしょうね。
女性用医療器具なんですが、むしろ男性の方がよく知っている…なんて。

一応先に正しいアナウンスをしておきましょう。
正式な名称は「膣鏡」と言います。
産婦人科で使われるもので、
「膣内に挿入し開大して膣腔を検診」「膣、子宮内の医療措置」「膣式手術」
が主な用途とのことです(wikiさんより)。

AV業界ではよく「中まで見えてるよ~」的な使われ方をしていますが、
あながち間違いでもないんですよね。
しかも、

「子宮口を肉眼で確認」

なんてそうそう出来ませんからね。
男のロマンみたいじゃないですか?違うかな?
それではこれをSMにどう活用するか、下記の解説をどうぞ。

(参考画像1:体内を凌辱されているような感覚になるのだとか。)

commentary

まずはクスコを医療器具として見てみましょう。

【使い方】
クスコのクチバシのような2枚のヘラがついた部位を膣口から挿入します。
手元のコックを閉じていくと逆に2枚のヘラが開いていく構造です。
膣腔に挿入された状態でクスコの口を開いていくと2枚のヘラが膣腔を押し広げていき、
十分に開いた状態で固定することが出来ます。
この状態で膣腔の内部(膣壁や子宮口)を観察、施術するのです。
抜くときは手順を全て逆に行います。
クスコの口を閉じて(少々隙間を開けておくと膣壁を挟む心配がないのでオススメ)からゆっくり抜き出します。

上記の状態を簡単に図解したものがあるのですが…医療用なので少しナマナマしいです。
いかがでしょう?

(参考画像2:speculumがクスコ、uterusが子宮、cervixが子宮頚部{子宮口}です。)

【調教道具として】
SMに医療器具がよく用いられる理由は「恐怖感」や「冷淡さ」を与える事が出来ること、
そして何より実用性です。
医療器具というとステンレスで、武骨で飾り気のない異質なモノっていう重々しさがありますよね。
そんな言わば「特殊器具」で身体を弄ばれる訳ですから、
M嬢からすれば堪らない恐怖感を覚えることでしょう。

クスコの場合、女性器はおろか女体の宝物である子宮をも相手の手中に預ける事になりますから、
M嬢に与える緊張と恐怖感はかなりの責めになり得ます。
単純に「中まで見えてるよ~」程度で終わらせていいシロモノではないのです。

「クスコは膣腔を押し広げて子宮頚部(子宮口)を晒し固定する道具」
で、
「クスコを使えば子宮頚部(子宮口)を相手に差し出しているのと同じ」
という事を事前にM嬢に認識させておくだけで立派な責め具へ大変身しますよ。

【プレイでの活用法】
もちろん子宮口を観察しながら羞恥心を煽るだけでも立派な責めになりますが、
もう少し実用的に活用する場合は以下を参考にしてみて下さい。
但し子宮頚部を含む子宮一帯は非常にデリケートですので、
くれぐれも慎重さと知識を持ってプレイすることを忘れないで下さいね。

クスコを装着した上でクリトリス等を責め上げ、何度かイカせてみましょう。
膣腔から愛液が湧き出てくる様をじっくり観察する事ができます。
更にM嬢の性的興奮が高まってくると子宮口がどんどん膣腔へと降りてきます。
精子を取り込む為の生理的現象なのですよ、これ。
そうすると指先で簡単に子宮口を直接弄れます。
俗にいう「奥イキ」を与えやすくなりますね。
もっと耐性があるM嬢にはローターを直接あてがう事も出来ます。
他にもあれやこれや沢山活用できるのですが…ここではこの位に。

■グッズ購入(NLS商品詳細ページにリンクします)

クスコ[医療用](画像提供:NLS)

医療器具ならではの重々しさと妖しさがインパクト大ですね。
サイズはSMLありますが、成人女性であればMで問題なく挿入できるハズです。
Lもそこまで大きさ変わりませんが揃えておくと便利ですよ。
私はMとLを保有しています。
Sは小さすぎるかもしれませんね。

NLS -1Night Love Story-

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