手枷

Introduction

身体の中で最も自在に動かせて、故に拘束されると一番厄介な部位。
それが腕や手です。

取る、押す、引く、捻る…といった意思的作業アイテムであり、
身体のバランスを取る為のスタビライザーであり、
抱く、拒むといったコミュニケーションツールであったりしますね。
とにかく動かさないなんて無理!そんな部位なんです。

であれば当然、性奴隷の自由を奪おうと考えた時、真っ先に思いつくのが手の拘束です。
だってほら、ドラマとかでも人質を拘束する時はまず手を縛るでしょう?
あれと同じ事ですよ。
行動を制限する事で相手の意思を奪ってしまおう、っていう。

言うなれば「守備型超攻撃的調教道具」。

今回は手錠よりも実用性の高いベルトタイプの手枷についてご紹介しますよー。

(参考画像1:手の自由を奪うだけでも性奴隷の心身へ多大な拘束力を発揮するハズ。)

commentary

別記事で紹介した手錠も手枷の種類の1つですが、あれだと応用にやや難があるのです。
(詳しくは手錠の紹介記事をご参照くださいな。)
なので、今回はもっとシンプルで実用的で発展性のある、SMでは一般的なタイプの手枷をご紹介したいな、と。

ビジュアル的にはちょうど上記の画像のような代物ですね。
革製の物が主流です。
帯部分で手首を巻き、バックルや南京錠等でアジャストを固定して使います。

左右の拘束部を結合するパーツはチェーンの商品が多いように思います。
チェーン結合の手枷は(チェーンの長さによりますが)比較的手の可動範囲は広がります。
不自由ながらも拘束感は強すぎないので、ソフトSMや雰囲気作りには最適ですね。
正面で手枷を装着して自慰行為をさせたり、バイブや電マを持たせてもいいでしょう。

チェーンの代わりにクリップリングが付いていれば足枷首輪等とジョイントが可能です。
左右の結合部が近くなるのでチェーンのものより拘束感が増すのも利点ですね。
足枷とジョイントすれば体勢次第で安易な緊縛と同じくらい性奴隷の動きを制限できます。

(参考画像2:足枷を連結させるなら、プレイに合せて体勢と連結方法を変えると効果的。)

あとは全く左右の間隔を取らない密着タイプのものもありますし、
袋状になっていて両腕の全体をスッポリ入れて拘束してしまうものもありますよ。
腕スッポリ型拘束具は見た目も重々しくてSM感満載ですし、欧米では比較的よく見られるのですが、
そこまでするなら縄で縛っちゃいますね…私の場合。

なので手枷を使用するのはササッと性奴隷を拘束してしまいたい時や、
縄の持ち合わせが少ない時、もしくは調教初期段階くらいって事になっちゃってます。

本革だとお値段もしますしなかなか気軽に入手できないでしょうから、
合皮で耐久性のあるものを用意した方が無難だろうと思います。
緊縛メインであれば、使用頻度を考慮するとあまり本革に拘る必要はないかなぁ、と。
実用第一主義です、私。

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SM手枷(画像提供:NLS)

これが結合部チェーンタイプの手枷です。
これ単体だとどうしてもプレイに奥行きが生まれないというか。
でもSMにやや抵抗がある初期の調教やソフトSMには最適でしょう。
雰囲気作りと安全面からいけばこのくらいから始めるのがベストなのかも。
チェーンタイプのオススメプレイは手枷を着けての四つん這いお散歩です。是非!

手枷 JOINT_001(画像提供:NLS)

こちらが左右着脱、連結可能なクリップリング式の手枷です。
NLSさんでは同シリーズで首輪や足枷がありますので、併せて揃えれば拘束パターンも増えますね。
手枷単体で使うのならば真ん中のリングは外してしまってもいいでしょう。
左右の間隔が狭まるので拘束感が若干増しますよ。

どうしても拘束具を用意するとなると「縄か枷か…」の天秤に乗っけてしまいがちですが、
枷のメリットと縄のデメリット、縄のメリットと枷のデメリットは見事に噛み合ってしまうもの。
両方用意して調教の引き出しを多く持てるのは凄く魅力的だと思いません?…なぁんてね。

NLS -1Night Love Story-

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