ソフト縄 (手芸用ロープ)

Introduction

麻縄強化綿縄のような本格さは少し敷居が高いなぁ、とか。
緊縛の基礎的な「縛り」や「結び」を勉強したいなぁ、とか。
単純拘束として簡易的に手や足を縛りたいなぁ、なぁんて。

ソフト縄のSMにおける位置付けは「初歩的なモノ」である場合が殆どです。
縄自体の強度のなさが物足りず、どうも敬遠されてしまいがち。
でも記事の最初に挙げたような目的で使うのであれば最適な拘束道具であることは間違いなしです。

例えば彼女や奥さん等、日常のパートナーにSMプレイをしてみたい、なんて場合。
いきなり麻縄で縛りつけたら間違いなくドン引きされちゃいます。
ラブタイムにさりげなく、

ちょっと縛ってみちゃいました☆

的なテヘペロ感でSMへの扉を開いてみるというのが私のオススメなんですが…どうでしょう?

(参考画像1:胸部拘束。良くも悪くもソフトな感触なので、そのソフトさを活かした使い方が◎。)

commentary

ソフト縄の場合はメリットを把握しておくと活用しやすいと思うので列挙してみます。

・抜群の扱いやすさ。
・手軽さ(気楽さ)。
・素材の柔軟性。
この3つにおいては麻縄強化縄より間違いなく優れています。

柔らかくて若干の伸縮性があるので、縛られる事に慣れていない性奴隷に余計な傷や痕を付けずに済むというのはひとつの長所です。
もちろん縛り手が緊縛に慣れていない場合にもこの長所は活きてきますね。

それと手軽さ。
ササッと両手や両足なんかを縛っておきたい、なんていう2点単純拘束には手軽さが活きます。
それに縄の小回りが利くのでバイブ等の道具を性奴隷に挿入して固定する場合も非常に便利です。

(参考画像2:後ろ手縛り+足首縄の飛ばし。ソフト縄だけにソフトSMにはもってこいの縄ですね。)

逆にデメリットもあります。
・縄の強度がない。
・タイトな緊縛が利かない。
・質感のチープさ。

強度に少しでも不安があると吊りや緊縛の主軸として選択できませんし、タイトに縛れないと緊縛そのものによる抱擁感や縄の味もあまり与えられません。

このデメリットを回避して活かすには「補助的な拘束として使う」「ソフトSMの導入に使う」「緊縛に慣れる為に使う」といった使い道が最適だと思います。

私はソフト縄も有効な拘束道具だと認識しているので調教時に必ず用意しています。
あくまで補助的な使い方がメインなのですが、拘束ベルトより自在ですし色もアクセントとして映えますからね。
それに手軽に手に入るので調教時にバサバサ切ってしまえるという使い捨て感も魅力なのです。
縄がだらしなく残ると緊縛の美しさに欠けてしまいますから。

■グッズ購入(NLS商品詳細ページにリンクします)

SMソフト縄(画像提供:NLS)

一応アダルトショップなどでもこのようにSM用の縄として販売されていたりします。
質は手芸店で購入するものより多少良い程度ですが、これだけの為にわざわざ通販というのは勿体ないような。
何か他のアイテムと共に「ついで買い」するならば購入の余地はあると思います。

シルク縄(画像提供:NLS)

一方ソフト縄といっても綿縄に限らず人工シルク製のSM縄もあったりします。
こちらは綿とは違った肌ざわりと若干の光沢が魅力的ですね。
性奴隷を被写体にして緊縛撮影をするなら妖艶な雰囲気を引き立ててくれます。
ただ人工シルクは実際の調教では使いにくいかな、というのが私の印象です。
あくまで魅せるプレイの1つ、といった感じでしょうか。

ソフト縄は用途が限定されるだけに調教の必需品とまでは言えませんが、
あればきっと重宝する便利拘束道具であることは間違いないです。
使い道を見極めて有効活用していくといいと思いますよ。

NLS -1Night Love Story-

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